2011年1月28日金曜日

「第三の性」エアホステス-続報


「第三の性」エアホステス - 続報

トランスセクシュアル乗務員については投稿したばかりですが、このニュースの続報が今朝のザ・ネーション紙に載りましたので早速お伝えします。

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PCエアのトランスセクシュアル乗務員、まず日本、韓国、中国へのチャーター便でデビュー

「当社はすべての性別の乗務員を雇用する最初の航空会社になりました。これはプラスのイメージで社会に受け入れられたと理解しています」。会見に臨んだこの新しい航空会社のスポークスウーマンのチュタティップさんは笑顔で答えていました。

このタイの新規設立の航空会社は3月からスワナプーム国際空港を拠点に運行を開始する予定で、まず日本の成田と関空、さらに韓国に乗り入れを実現し、その後中国の主要都市に路線を拡大する計画だそうです。

PCエアは2年間の事業化検討期間を経て、昨年7月に会社設立された航空会社。会社のオーナーはピーター・チャン氏と元官僚のチャトウィワット・クルムコモン氏で、当面は運行コストを抑え他の経費も現実に合わせて運営できるように、チャーター便に特化する方針でいくとのこと。

PCエアは便利な時間帯に飛ぶ定期チャーター便として、日本は東京と大阪路線で開設する。ビジネスクラス18席、エコノミー210席の機材を使い、機種はエアバスA310-222型でミャンマーのエア・バガンからリースで調達する。

マーケティング、地上サービス要員、パイロットなど総計100人の社員を雇用し、その内30人が客室乗務員となる。

「この路線にはすでに競争相手がいるのは承知していますが、名前は私が言うまでもないでしょう」。とチュタティップさんは笑顔で言う。

今週始めに3人のトランスセクシュアル客室乗務員の採用が発表された時には社会の耳目をあつめたが、第三の性の乗務員の雇用についてはすでに民間航空局より認可がおりているそうです。

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日本の国土交通省が乗務員の性別にイチャモンをつける筋合いはないので、また成田空港も羽田の国際化に対抗する必要から、PCエアの成田と関空就航がスムーズに実現することを願っております。みなさん、応援してあげてください!次回のバンコク行きはPCエアで!

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